先日、川崎市多摩区にて行った屋根外壁塗装・外壁改修工事の様子をお届けいたします。
屋根・外壁塗装の基本原則と言えるのが、下塗り・中塗り・上塗りの三回塗りです。
下塗り…中塗り・上塗り塗料の密着を高めるために下地強化剤を塗る。塗料の機能性・耐久性の良し悪しを左右します。
中塗り…下塗り材の色を消し、上塗り塗料の密着をより高めます。基本的に上塗り塗料と同じ色を使います。中塗りを省いて上塗りだけで仕上げてしまうと必ず塗りムラができてしまうため、欠かせない工程です。
上塗り…家の外観を決定づけ、また中塗りで生じた色ムラや気泡を覆い隠し、雨風や汚れから外壁を守ります。
このように、塗装において三回塗りは欠かせない工程なのです。
皆さんは、屋根・外壁塗装をする一番のメリットは何かご存知でしょうか?
一番初めに思い浮かぶのは「美観」だと思います。
色褪せてきた我が家の外壁や屋根を見ると塗装しなおしたくなりますよね。
ですが、塗装によるメリットは、見た目の美しさだけではないのです。
実は、屋根・外壁塗装をする一番のメリットは防水機能の回復・向上。
美観以外の塗装における機能的な側面のほとんどは「防水」につながります。
では、なぜ防水を徹底しなければならないのかというと、
水は木材や鉄筋など家造りに使われるもの全てを劣化させてしまうため、外壁・屋根にとってはとても恐ろしい物だからなのです。
ですので、屋根・外壁のメンテナンスはお住まいを長持ちさせるためにとても重要です。
以上のような理由から。建物の屋根・外壁に合ったメンテナンスを定期的にしてあげることをおすすめいたします。
この度は、狩野建築にご依頼いただき誠にありがとうございました!