川崎市麻生区にてK様邸内装フルリフォーム

 

川崎市麻生区K様邸の内装リフォーム工事の様子です。

建物は築25年程度の木造在来工法です。

(K様のご要望)

①解放感のあるリビングにしたい

②食卓兼用のアイランドキッチンにしたい

③お洒落な空間にしたい

③ガスコンロからIHにしたい

④食洗器の設置希望

⑤自動車用のEVコンセントの増設希望

⑥浴室に暖房換気扇の設置希望

⑦内窓設置希望など

 

浴室工事

 

既存浴室

工事前の浴室は天井にバスリブが張ってあり、壁と床はタイルでした。

換気扇も壁に設置されており、撤去はされていましたが朝日ソーラーの設置もされていました。

浴室窓も幅300㎜高さ1100㎜程度のジャロジーが2か所設置されており、ガスの種別はプロパンガスでした。

前面道路は私道でしたが、都市ガスの引き込みをしてありましたので、今回の工事でプロパンから都市ガスに変更される予定です。

在来の浴室なので洗面所から浴室に入る折れ戸の入り口の段差が約150㎜ありました。

(K様のご要望)

①冬場でも寒くないように暖房換気扇の設置

②掃除のしやすい浴室

③冷めにくい浴槽

④バリアフリー

⑤マグネットがつく壁

 

 

 

 

 

浴室解体

浴室解体作業にかかります。

浴室解体は足元が良い状態で天井から剥がします。

天井を剥がし終えたら壁のタイルを剥がします。

ただし、ユニットバスの規格寸法で壁を剥がさず納まれば壁を剥がす必要はありません。

今回導入するユニットバスは「TOTOのサザナ」の1116タイプ(0.75坪サイズ)を導入します。

ユニットバス必要設置寸法は幅1680㎜、奥行1200㎜最低必要です。

タイルを剥がす前の既存の浴室の有効寸法は内々寸法で幅1690㎜、奥行1190でしたので壁のタイルも剥がさなくてはユニットバスが納まらない為タイルを剥がし、最後に洗い場の床を斫り浴室の搬出をしました。

 

土間打設

浴室解体後、給排水の切り回し工事と追い炊き配管工事、換気扇・スイッチ関係と水道設備工事と電気設備工事を終えてから浴室内にコンクリートを打設します。

コンクリートの打設もユニットバスの寸法を確認しないと大変なことになります。

既定の寸法より誤って高く打ってしまうと浴室の床よりユニットバスの床の方が高くなってしまう事があります。

 

ユニットバス組立

ユニットバスの組み立てに入ります。

作業前に必ず元請けさんと洗面所の仕上がり、浴室のドアの納まりなどを念入りに打ち合わせをします。

打ち合わせが終わりましたらユニットバスの組み立て作業にかかります。

組立て作業はまず、ユニットバスの土台を水平を確認してから設置します。排水管の接続もこの時に行います。

土台の設置が終わりましたら床の設置にかかります。床はほっからり床を使用しました。

床の設置が完了しましたら、床の養生をして浴槽の取付けにかかります。

浴槽の設置が完了しましたら、浴槽の中の養生をします。

次に入口の枠を取り付けと浴室内の壁の設置をします。壁にはマグネットがつく素材を使用しています。

壁の設置が完了したら天井の設置をしてサッシ枠を取付け、浴室照明と暖房換気扇(三冠王)の取付け、点検口の蓋を納め、シャワー水栓と水栓を取付け鏡の取付けをします。

浴槽のエプロンを設置してコーキングをして最後にドアの設置をして完了です。

ユニットバス組立後に給湯・給水の接続と暖房換気扇の接続や浴室リモコンの取り付けますが、ユニットバス組立後すぐに浴室の中で作業すると、打ち終わったばかりのコーキングが切れる恐れがありますので、1日開けてからの作業になります。

 

 

ユニットバス設置完了

ユニットバス設置

浴室暖房換気扇(三冠王)

浴室暖房換気扇(三冠王)は24時間換気を搭載しており、洗面脱衣所の換気も同時に出来る2室同時換気扇を設置致しました。

暖房換気扇には100ボルトのタイプと200ボルトのタイプ2種類ありますが、

100ボルトを設置しましたが、1116タイプ(0.75坪)の大きさの ユニットバスでしたら機能性も問題なく快適に使用できます。

リフォーム前

リフォーム後

システムキッチン工事

 

既存システムキッチン

工事前のシステムキッチンは壁がタイル仕上げでI型のシステムキッチンが設置されていました。

システムキッチンの仕様はガスコンロ(プロパン用)で食洗器がなくシステムキッチンのキャビネットは開き戸で換気扇はシロッコファンで特別な機能はついてないタイプでした。

(K様のご要望)

①掃除のしやすい換気扇

②IHクッキングヒーター

③食洗器内蔵

④テーブル兼用のアイランドキッチン

⑤昇降式の吊戸棚

⑥収納スペース確保

⑦IHクッキングヒーターの前はタイル仕上げ

 

 

 

解体工事

解体をする前に必ず給湯・給水の止水栓のバルブとガスのバルブを閉めて一度確認をしてから解体作業に入ります。

事前準備が終わりましたらガスコンロを撤去し、混合水栓を外してワークトップを撤去します。

ワークトップ撤去後キャビネットの取外しを行い搬出する為、分解して運ぶ出します。

システムキッチンの解体が完了しましたら、換気扇・吊戸棚の撤去作業に取り掛かります。

すべた撤去作業が完了致しましたら壁のタイルを剥がします。

タイルを剥がすとき下地が石膏ボードなどの場合は、タイルを剥がした後の壁を再利用してキッチンパネルを張るのは不可能な為、石膏ボードごと剥がします。

合板の場合もタイルが剥がしきれない場合があるので状況により合板ごと剥がします。

 

 

 

システムキッチン設置前工事

ガス設備工事 

・プラグ止め(今回はIHクッキングヒーターなのでガスを使用しない為、壁の中でガス漏れをしないようにプラグでキャップします。)   

電気設備工事

・IH専用回路200ボルト増設

・食洗器専用回路増設

・炊飯器専用回路増設

・電子レンジ専用回路増設

・換気扇ダクト工事 (換気扇のダクトは鉄のダクトを使用して断熱材で巻く)

水道設備工事

・給排水切り回し

これらの作業が終わりましたら、吊戸棚や換気扇の取付け用下地を入れ石膏ボードを張ります。

今回はすべてキッチンパネルではなく、IHクッキングヒーターの正面と台所リモコン側はタイルで仕上げます。

お客様のご要望もありイタリア製のタイルを使用しました。

タイルの大きさは200㎜角、厚みは10㎜の厚さです。

室内用のタイルにしては厚みがあります。

今回使用するキッチンパネルは厚み3㎜の為、現状の下地に石膏ボードを直に張るとタイルとキッチンパネルとの境の壁に段差が出来る為、タイルの張る面積を計算してキッチンパネルを張る面だけ下地の方で段差を付け壁を調整することによりタイルとキッチンパネルの段差がなくなるようにしました。

 

 

システムキッチン設置完了

システムキッチンの設置が完了致しました。

K様のご要望でキッチン側はタイル調の床を張り、食卓側はヘリンボーンの床を張りました。

工事前に比べるとかなり明るくお洒落なリビングになりました。

今回導入したシステムキッチンはクリナップのステディアです。

ステディアはキャビネットの中の仕様がステンレス製になっており、引き出しなどの面材の種類も豊富です。

また、アイランドキッチンに関しましてはオーダーになっている為、建物に合わせとても自由度の高い製品になっています。

換気扇に関しましては「とってもクリーンフード」を導入した為、お掃除もとてもしやすく24時間換気を搭載しているので常に換気をすることも出来ます。

 

 

リフォーム前

リフォーム後

 

洗面所工事

 

既存洗面化粧台

既存の洗面化粧台は幅700㎜でミラーキャビネットと下台がセットの一般的な洗面化粧台です。

扉も開き戸で水栓はシャワー水栓です。

洗面化粧台の隣には洗濯機置き場がありますが、最終的にはリビングに移動します。

洗面化粧台の下台が開き戸だと、奥に収納した物の出し入れが安易ではありません。

 

(K様のご要望)

①洗濯機をリビングに移動

②お洒落な洗面化粧台

③洗面化粧台の横に棚を付ける

 

 

 

撤去工事

洗面化粧台の撤去もシステムキッチン同様、止水栓を止めて水とお湯が出ないのを確認してから撤去作業に入ります。

 

 

 

 

 

 

洗面所内装工事

洗面化粧台を撤去して洗面所の床の補強とクッションフロアーの下地の合板を張り、浴室の入り口に樹脂枠を取付けます。

浴室の出入り口はお風呂から出るときに濡れた身体で出る為、入り口の床が経年で劣化することが多い為、弊社では樹脂製の敷居を入れるようにしています。

下地補強は洗面化粧台の取付け箇所とミラーの設置箇所に入れ浴室廻りは新規に下地を組み石膏ボードを張りクロスの下地をつくります。

 

 

 

洗面所内装仕上げ工事

下地工事が完了したら、クッションフロアーとクロスを貼ります。

天井は木目調、壁は花柄でお洒落で明るい雰囲気になりました。

クロスを貼るだけでかなり雰囲気が変わります。

 

 

洗面化粧台の設置

今回はTOTOの「ドレ―ナ」を設置致しました。

ドレ―ナは天板一体型のカウンターで棚板が2段付いています。

一般的の洗面化粧台は搬入後設置して水栓を取付るだけですが、「ドレ―ナ」の場合、現地で組立します。

カウンターなどもカット出来る為、自由度も高いです。

 

 

 

 

洗面化粧台設置完了

洗面化粧台設置完了です。

正面の壁にはパネルを張り、洗面化粧台の天板も幅が広く収納も引き出しタイプなのでとても使いやすいです。

明るい木目調でとてもお洒落です。

 

リフォーム前

リフォーム後

 

和室工事

 

既存和室

リフォーム前の和室は一般的な6帖の和室で床の間に押入れ壁は京壁でしたが、京壁の上からクロスを貼っていました。

K様は針灸医の資格をお持ちで診療室としてお使いになるそうです。

(K様のご要望)

①壁を漆喰にする。

②板畳の設置

③押入れの襖は汚れ防止機能付き

④リビングと和室の戸襖は洋風にして、採光のとれるタイプ。

 

 

解体工事

既存の壁を剥がします。

漆喰の場合、既存の京壁の上から塗ることは出来ないので、下地になるラスボード事壁を剥がします。

 

漆喰工事

解体後ラスボードを張り、漆喰の下塗りをします。

今回使用した漆喰は「村樫のしっくい」を使用しました。

 

 

 

リフォーム前和室戸襖

リフォーム前の戸襖はリビング側に洋風の面材を使用してあり和室側は襖紙でした。

リフォーム後和室戸襖

リフォーム後は和室側とリビング側を明るい木目調にして採光がとれるようにガラスを入れました。

診療室なので中で着替えをすることもありますので、室内の様子が見えにくいアンティークガラスにしました。

 

リフォーム前

リフォーム後

 

 

 

床工事

リフォーム前の廊下の床の様子です。

ここは患者さんの待合室にもなる予定のスペースです。

リフォーム前は一般的に住宅に使用されるフローリングが張られていました。

 

 

 

床補強

この年代の建物のフローリングは根太の上に直接フローリングを張っていた為、ドアの入り口の床が経年劣化で床自体の強度が低下することが多いいです。

まず、劣化カ所の補強から始めます。

床の補強が完了しましたら玄関の框を取り付けます。

今回の床は待合室に使用する為、無垢の床材で「うずくり」調のフローリングを張りました。

玄関框も「うずくり調」です。

 

 

 

施工途中

無垢のフローリングは季節などにより伸縮する為、施工する際には名刺一枚分の隙間をあけて張ります。また、無垢のフローリングは反りやすい為、フローリングの幅は狭く出来ています。

 

 

 

施工完了

無垢の「うずくり」仕上げなので、とても温かみがある床です。

 

 

リフォーム前

リフォーム後

 

トイレ交換前

トイレ交換後

今回導入したトイレはTOTOの製品で「ピュアレストEX」のパステルピンクを設置致しました。

 

株式会社狩野建築の対応可能工事

(新築注文住宅)

・木造在来工法(在来工法) ・木造軸組み工法(ツーバイフォー) ・軽量鉄骨造

 *建物解体からの建て替え工事も対応可

 *弊社で測量から登記も御対応できます。

(解体工事)

・木造在来工法(在来工法) ・木造軸組み工法(ツーバイフォー) ・軽量鉄骨造 ・鉄筋コンクリート造

(リフォーム工事)

・水回りのリフォーム(・ユニットバス ・システムキッチン ・トイレ ・洗面化粧台 ・給湯器の交換など)

・屋根工事 (・カバー工法 ・葺き替え工事 ・太陽光工事など)

・外壁工事 (・窯業系サイディング ・金属系サイディング ・外壁モルタル ・外壁塗装など)

・外構・エクステリア工事 (・擁壁工事 ・カーポート ・門扉 ・フェンス ・ブロック ・手摺など)

・内装工事 (・室内建具 ・フローリング ・クロス ・クッションフロアー ・フロアタイル 等)

・外部建具工事(・玄関<カバー工法含む> ・雨戸交換 ・サッシの交換など)

 

対応可能地域

神奈川県 (・川崎市 ・横浜市 ・相模原市)

東京都 (・町田市 ・世田谷区 ・新宿区 ・渋谷区など)

 

 

お問い合わせ

営業時間 8:00~19:00 (電話受付は9:00~20:00)

 

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