川崎市多摩区にてY様邸マンションユニットバス工事などの内装リフォーム

川崎市多摩区にてY様邸マンションリフォーム工事の様子です。

 

浴室リフォーム

現状の浴室の様子です。

リフォーム前の浴室は壁や床がタイル状のユニットバスでした。

床や壁がタイルだと目地にカビなどが発生しやすく、また、お掃除も大変です。

新しいうちは良いのですが、年数が経つにつれタイルの目地の汚れが気になる方も少なくはないと思います。

浴室の入り口も浴室側に開くタイプの内開き戸になっていました。

現在のユニットバスも内開きの扉はありますが、あまり内開き扉を付ける方はいません。

なぜかというと、万が一浴室の扉の前で人が倒れたりして身動きが出来なくなった場合、浴室の扉を開ける事が出来ないケースがあり、すぐに救助をすることが困難な場合があるからです。

皆様も良く耳にすることがあると思いますが、バリアフリーやユニバーサルデザインなどは御高齢者が普段の生活を支障なく安全に生活出来るために住宅に取り入れているものなので、浴室のドアの内開きはあまりお勧めできません。

 

ユニットバス解体工事

現在設置してあるユニットバスの解体作業をします。

ユニットバスは約半日程度で解体は出来ますが、マンションの場合は解体したユニットバスをエントランスを通り外まで運び出さなくてはなりません。

この運び作業が大変なので、少なくとも解体職人1人、運び出し職人2人程度での作業になります。

 

 

 

設備工事

ユニットバス解体後、水道設備工事と電気設備工事に入ります。

水道設備工事は今まで使用していた配管を切り離して、新しい配管を接続していきます。

配管を切り回すときに注意しなくてはいけないことは、ユニットバスを設置するときに据え付ける足の位置に配管材が干渉しないように気を付けて切り回をして、新しいユニットバスの接続位置まで移設します。

電気設備工事は照明や換気扇などの配線は再利用できることが多いのですが、換気扇のダクトに関しましては新たにダクト工事が必要になります。

ただし、マンションの場合は新築の段階で100πの大きさのスパイラルダクト(鉄のダクト)を使用して建物外部に換気ダクトを設置していることが一般的で、ユニットバスの上(天井裏)で元々設置してあるスパイラルダクトと新規にアルミのフレキシブルダクトを接続し、これを天井裏で換気扇本体に接続します。

 

ユニットバス組立完了

ユニットバス組立完了です。

今回導入したユニットバスは「TOTO」の「サザナ」です。

サザナは見た目はシンプルなのですが、機能性に優れている製品です。

サザナにはPタイプ・Tタイプ・Sタイプ・Nタイプ・Fタイプと5つのタイプに分かれていて、今回はSタイプのユニットバスの設置をしました。

サザナのユニットバスはNタイプを除き、基本仕様で「魔法びん浴槽」「ほっカラリ床」「お掃除が楽に出来る排水口」「コンフォートウエーブシャワー」などが付いています。

①魔法びん浴槽

浴槽を断熱材で包みこんでるいて、浴槽のお湯の暖かさを保つ機能です。

*お湯はり後4時間程度は暖かさを保てます。

②ほっカラリ床

床の内側に発砲ウレタンのクッション層があり、床が柔らかくしかも断熱性能もあります。

また、タイルなどと違いお掃除もしやすいです。

③お掃除が楽に出来る排水口

らくポイヘアキャッチャーというものが排水口についていて、排水口にたまった髪の毛などが取り除きやすくなっています。

④コンフォートウエーブシャワー

手元のボタンの切り替えで3つのシャワーモードが選べ、しかも節水効果も期待できます。

 

 

床のリフォーム

マンションの床は防音性能がある床材を使用しなくてはなりません。

防音性能がある床材とはフローリングの裏面に特殊なクッション材が付いている床材の事です。

防音性能にも等級があり、マンションにより異なる場合があります。

ただし、必ずしも特殊クッション材が付いている床材を使用しなくてはいけないわけではありません。

特殊クッション材が付いている床材を使用する場合、主にコンクリートスラブに直接フローリングを張るケースや

木下地で根太を組み捨て床に合板を張った場合、衝撃音や遮音効果がないので特殊クッション材のフローリングを使用します。

置床工法などで床下地をしていて、衝撃音遮音等級がとれている場合は複合フローリングでも音の問題はクリアできる場合もあります。

しかし、畳の床の場合注意しなくてはなりません。

畳の場合、畳自体が衝撃音遮音等級がとれている為、畳の下の置床工法には衝撃音遮音等級がとれていない場合があります。

この場合は、特殊クッション材が付いている床材を使用しなくてはなりません。

 

床下地工事

畳の下の床下地は置床工法でしたが、衝撃音遮音等級がとれていないタイプの置床工法でした。

畳撤去後、敷居との段差が生じた為、敷居とバリアフリーになるように既存の置床の上から根太組をして、捨て床に厚み12㎜の針葉樹合板を張りました。

しかし、現状では既定の衝撃音遮音等級がとれていない為、特殊クッション材が付いているフローリングLL45を使用致します。

 

 

 

 

フローリング施工

一般的な木造住宅などで張る複合フローリングの場合、1枚1枚フローリングをはめ込み釘を打って固定していきますが、特殊クッション材が付いているフローリングLL45の場合は、フローリングを仮に並べをして、仮並べが終わり次第フローリングを一度剥がしてから1液型のウレタン系のボンドを捨て床に専用のヘラでまんべんなく塗り、順次張っていきます。

接着施工なので、接着剤が乾く前にフローリングの上を歩くと張ったばかりのフローリングが動いてしまう事があります。

1日程度で接着剤が固まり動かなくなります。

 

施工完了

フローリング施工完了です。

LL45の場合、特殊クッション材が付いていて歩くとふわふわして柔らかい感じがします。

 

収納リフォーム

リフォーム前の収納の様子です。

今回のリフォームで洋風にする為、押入れの引違い戸を洋風の折れ戸に交換して、収納の中を機能性を良くする為多目的収納に致します。

 

リフォーム前の収納

リフォーム前の押し入れの様子です。

リフォーム前の押し入れは引違いの襖に収納の中は中段が設置してありました。

 

 

解体作業

建具を撤去し、中段と敷居床を撤去します。

中段と床は厚み4㎜程度のベニヤが張ってありかなり傷んでいる状態でした。

 

収納リフォーム

収納内はお客様にどのようなものを収納するか確認してからサイズを決め、向かって右側に可動式な棚を設け、左側には洋服を掛ける為のパイプを段違いに2本取り付けました。

敷居もバリアフリーになるように新しく交換して押入れの中も置床で下地を造りフローリング仕上げにしたので、以前よりも強度があります。

 

施工完了

施工完了の様子です。

今回のリフォームで可動棚側の扉は開き戸にして、洋服を掛ける方の建具は折れ戸と開き戸にして天袋の建具も洋風に仕上げました。

建具の面材も明るい木目調で鴨居の色やフローリングにとても合います。

 

リフォーム前

リフォーム後

リフォーム前

リフォーム後

リフォーム前

リフォーム後

リフォーム前

リフォーム後

株式会社狩野建築の対応可能工事

(新築注文住宅)

・木造在来工法(在来工法) ・木造軸組み工法(ツーバイフォー) ・軽量鉄骨造

 *建物解体からの建て替え工事も対応可

 *弊社で測量から登記も御対応できます。

(解体工事)

・木造在来工法(在来工法) ・木造軸組み工法(ツーバイフォー) ・軽量鉄骨造 ・鉄筋コンクリート造

(リフォーム工事)

・水回りのリフォーム(・ユニットバス ・システムキッチン ・トイレ ・洗面化粧台 ・給湯器の交換など)

・屋根工事 (・カバー工法 ・葺き替え工事 ・太陽光工事など)

・外壁工事 (・窯業系サイディング ・金属系サイディング ・外壁モルタル ・外壁塗装など)

・外構・エクステリア工事 (・擁壁工事 ・カーポート ・門扉 ・フェンス ・ブロック ・手摺など)

・内装工事 (・室内建具 ・フローリング ・クロス ・クッションフロアー ・フロアタイル 等)

・外部建具工事(・玄関<カバー工法含む> ・雨戸交換 ・サッシの交換など)

 

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