【川崎市 麻生区】リフォーム初心者必見!リフォーム徹底解説! その④ (床工事)

前回の続きの施工事例と工事のご説明をさせて頂きます。

施工事例

床工事

リフォーム前

リフォーム後

①フローリング工事

フローリングの種類

フローリングには大きく分け「単層フローリング」と「複合フローリング」があります。

「単層フローリング」は天然木を使った無垢材のフローリングの事をいい、「複合フローリング」にはシートタイプ・突板タイプ・挽き板タイプの3種類があります。

単層フローリングの特徴

単層フローリングは天然木100%使用している床材のことです。

自然素材なので、調湿作用があり湿気を吸い込んだり吐いたりするので季節により膨張や伸縮をします。

では、どのような季節で膨張・伸縮をするかというと、冬場の乾燥した時期には伸縮して、逆に夏場の湿度が高くなる時期は膨張します。

天然木のフローリングは材質により硬さや木目なども違い、また、長期にわたり傷や汚れ、色なども変わって来て、天然木ならではの味が出てきます。

複合フローリングの特徴

「複合フローリング」にはシートタイプ・突板タイプ・挽き板タイプの3種類があります。

①シートタイプ

シートフローリングとはフローリングの面材がプリントされたシートが張ってあり、木目調や大理石調などのフローリングなどもあり、バリエーション的には豊富です。

製品やメーカーにもよりますが、価格帯も比較的低く、ワックスなどのお手入れは不要で汚れなども付きにくくなっています。

②突板タイプ

突板フローリングとは、表面の化粧材を0.3㎜薄くスライスした木材を貼った製品です。

突板フローリングは価格帯は低いのですが、表面の化粧材が薄い為、傷がつきやすく、耐久性も低く、剥離しやすいので表面を塗装で固めています。

③挽き板タイプ

挽き板フローリングとは、天然木を2㎜程度の厚みに挽き、その挽いた天然木を基材に貼り合わせたフローリング製品です。

挽き板フローリングは天然木を基材に貼り合わせているので、見た目や質感は無垢材そのもので、無垢材特有の伸縮が少なく、天然木ならではの節や木目のムラなどがあり、経年により味が出て飽きの来ないフローリング材です。

 

単層フローリング施工事例

川崎市宮前区S様邸新築注文住宅

 

 

川崎市宮前区S様邸の新築注文住宅の施工の様子です。

建物の構造は木造軸組み工法(木造在来工法)の2階建て住宅です。

今回使用したフローリング材は単層フローリングを張りました。

単層フローリングとは無垢材のフローリングの事を言います。

無垢材は調湿作用がある為、膨張・伸縮をするので、施工時には必ずフローリングを張るとき名刺一枚分くらいの厚紙を挟んで張っていきます。

フローリングの梱包に入っているのでそれを使用します。

無垢材には、(杉材・パイン材・ヒノキ材・チーク材・カリン材・クリ材・ナラ材等)様々ありますが、今回はナラ材を張りました。

ナラ材は耐久性・耐水性があり、硬くて伸縮も少ない特徴があります。

無垢材はフローリング1枚1枚木目や節などが違い飽きが来なく、長い年月が経つと天然木独特の味が出るので、長期間により楽しめる床材です。

単層フローリング施工事例

川崎市麻生区K様邸リフォーム工事

 

 

川崎市麻生区K様邸のリフォーム工事の様子です。

建物の構造は木造軸組み工法(木造在来工法)の2階建て住宅です。

今回使用したフローリング材は「ウッドワン」のピアノ―ス(うずくり調)です。

一般的に無垢材のフローリングは厚み15㎜程度あることが多いのですが、ピアノ―スの場合厚み12㎜なので、増し張りで15㎜だと床が敷居よりも出る場合があります。そのような場合お勧めの無垢材です。

ピアノ―スは温かみのある床材で、経年により無垢材特有の味わいと美しさが出ます。

「足感フロア」というくらいなので、木の味わいや温もりさなどを肌で味わうことが出来ます。

普通の床材と違うところは、「うずくり調・タテスジ調・オビノコ調・ウエーブ調・ハンドスクレイプ調・スプーン調」などの全6種類ありとても個性のある面白い床材です。

フローリングを張った後、歩くとすごく気持ちがよかったです。

単層フローリング施工事例

東京都稲城市K様邸リフォーム工事

 

 

東京都稲城市K様邸のリフォーム工事の様子です。

建物の階数は3回出て、建物の構造は1階が鉄筋コンクリート造(RC造)で2階、3階は木造軸組み工法(在来工法)です。

今回使用したフローリング材は「ボード」の「ワンハーフクロスα」です。

「ワンハーフクロスα」の1枚の床材のサイズは300㎜角で厚みが12㎜のフローリング材です。

床の材質はナラ材で色やツヤなどはオーダー制作出来ます。

今回はクリア塗装のツヤ無しをオーダーでつくってもらいました。

「ワンハーフクロスα」の施工は釘打ち式ではなく、2液性の接着剤で張っていくタイプなので「ワンハーフクロスα」の裏にはクッションラバーが付いています。

張り終わり全体的にみると、無垢材本来の味を出していて、デザイン性もお洒落でとてもいい床材でした。

 

挽き板フローリング施工事例

川崎市麻生区M様邸リフォーム工事

 

 

川崎市麻生区M様邸の内装リフォームの施工の様子です。

建物の構造はRC造(鉄筋コンクリート造)の3階建て住宅です。

今回使用したフローリング材は朝日ウッドテックの製品で、ライブナチュラルMSXのブラックウォルナットです。

ライブナチュラルMSXは挽き板フローリングです。

挽き板フローリングは複合フローリングなのですが、天然木を厚み2㎜程度鋸で挽いたものを基材に貼り合わせた製品になります。

表面の面材が無垢材ということになります。

しかし、無垢材と言っても表面の面材だけなので、無垢材特有の調湿作用がないので膨張・伸縮がしない為、フローリングに隙間を開かせて張る必要はありません。

その点、無垢材に比べると安易に施工が出来ます。

挽き板フローリングも表面が自然素材なので、経年により味が出てきます。

天然素材の床を張りたいが、膨張・伸縮が気になる方はお勧めの製品です。

 

突板フローリング施工事例

川崎市麻生区K様邸リフォーム工事

 

建物の種別は鉄筋コンクリート造の3階建てです。

川崎市麻生区K様邸のリフォームの様子です。

建物の構造はRC造(鉄筋コンクリート造)の3階建て住宅です。

今回使用したフローリング材はNODAの製品で、ナチュラルフェイスS・Jベースのメープルです。

ナチュラルフェイスS・Jベースは突板フローリングです。

突板フローリングとは、天然木を0.3㎜薄くスライスした物を基材に貼り合わせた製品です。

表面の面材が0.3㎜と薄いので、傷に弱く環境の変化で剥がれやすいので表面処理にフラットハードコートで保護してます。

仕上がり状態は天然木ならではの節や木目がありいい感じになり、明るい部屋になりました。

シートフローリング施工事例

川崎市麻生区S様邸リフォーム工事

 

 

川崎市麻生区S様邸の内装リフォームの施工の様子です。

建物の構造は木造軸組み工法(木造在来工法)の2階建て住宅です。

今回使用したフローリング材は大建工業の製品で、ルームアートJAのティーブラウンです。

ルームアートJAはシートタイプの複合フロアーです。

シートタイプとは木目調や大理石調などの面材がプリントされたシートが基材に貼った製品になります。

シートタイプの複合フローリングは種類や機能も豊富で注文住宅などにもよく使われることが多く、価格帯も様々です。

S様邸で使用したのは木目調の化粧シートフロアを張りました。

シートフローリングは天然木とは違い、木目や節などは人工なので無垢材と違い一枚一枚代り映えはしませんが、無垢材と比較するとお手入れは不要になります。

今のシート合板はワックス不要の製品が多い為、逆にワックスをかけてはいけないつくりになっています。

また、人口のシートなので経年劣化がしにくい為、無垢材みたく経年の変化を楽しむことは出来ません。

マンションフローリング施工事例

川崎市麻生区H様邸マンションリフォーム工事

リフォーム前

リフォーム後

川崎市麻生区H様邸のマンション内装リフォームの施工の様子です。

マンションは共同住宅なので、音に配慮しなくてはなりません。

特に床に関しましては、「軽量床衝撃音遮断性能」のフローリング材を使用しなければなりません。

「軽量床衝撃音遮断性能」には等級があり「LL-60」の場合(適応等級 3級) 「LL-50、LL-55」の場合(適応等級 2級) 「LL-45」の場合(適応等級 1級) 「LL-40」の場合(適応等級 特級)になっており数字が小さくなるほど遮断性能が優れています。

一般的に「LL-45」(適応等級 1級) でしたら大抵のマンションは大丈夫だとは思いますが、管理組合に確認をした方が間違いないです。

今回使用したフローリング材は「朝日ウッドテック」のライブナチュラルプレミアムを張りました。

ライブナチュラルプレミアムはマンション直貼り用フローリングLL-45「軽量床衝撃音遮断性能」があるフローリングで、挽き板フローリングです。

マンションの直貼りフローリングL-45の張替は、基本的に古いフローリングを剥がしてから新しいフローリングを張る事が多いです。

剥がす理由としては、古いフローリングもLL-45を張っているので、フニャフニャしている為、施工的に問題がある事と今まで思っていました。

しかし、パナソニックではLL-45の上から1.5㎜のフローリングが張れる接着剤が販売されましたので、もしかしたら接着剤の問題かもしれません。

今回は古いLL45を剥がしてからの作業になります。

基本的にLL45のフローリングは1液性の接着剤で張るので、年数が経ち接着剤が固まってしまうと、古いフローリングを剥がすのはとても難易な作業になります。

特に人が良く歩く廊下などは、古い接着剤に圧がかかり余計剥がすのが大変になります。

剥がし終えたら、綺麗に掃除をしてライブナチュラルプレミアムを仮並べしていきます。

仮並べを完了したら、一度ライブナチュラルプレミアムを剥がし1液性の接着剤を塗布しながら張りはじめます。

LL-45などの「軽量床衝撃音遮断性能」があるフローリングの下はクッションラバーが付いているので、ドアの入り口や壁際などは3㎝程度クッションラバーを剥がし下に専用のベニアを3㎝くらいの幅にして、敷いてから張ります。

この作業を怠ると、ドアを出入りするたびにLL-45の床が下がったり、壁際などは家具を置いたら床が沈んだ状態になり壁際の幅木に隙間が生じる事になるからです。

マンションフローリング施工事例

東京都狛江市N様邸マンションリフォーム工事

施工途中

施工完了

東京都狛江市N様邸のマンション内装リフォームの施工の様子です。

今回使用したフローリングは「大建工業」の「サーモプラスリフォームフロアー」を張りました。

シートフロアーで上張り工法で張るタイプのリフォームフロアーです。

前回ではマンションは音に配慮しなくてはならないので、「軽量床衝撃音遮断性能」のフローリング材を張らなくてはいけないと記載しましたが、必ずしもLL45を張らなくてはいけないわけではありません。

現状の床がコンクリートの場合、コンクリート直に張るのでLL-45のフローリング材を張らなくては「軽量床衝撃音遮断性能」はとれませんが、コンクリートではなく、「置床」で床の下地をつくってフローリングを張る場合は「軽量床衝撃音遮断性能」のフローリング材を張らなくてもいいのです。

但し、置床の足についている素材のゴムが「軽量床衝撃音遮断性能」をクリアしていることに限ります。

N様邸のマンションの場合、古い床材もLL-45ではなく一般的なシートタイプの複合フローリングが張っていましたので、リフォームフロアーの増し張りが可能でした。

置床の足も「軽量床衝撃音遮断性能」をクリアしていた為、問題はありません。

「サーモプラスリフォームフロアー」は床材の厚みが3.5㎜あり、専用の接着材で張っていくタイプの床材です。

リフォーム前の床はバリアフリーになっていて、しかも玄関の框は石を使っていました。

しかし、石の框は古い床から約5㎜程度上がっていたので、3.5㎜のリフォームフロアーを貼っても高さ的にクリアしていました。

内装ドアの下には、古いフローリングとバリアフリーになるように敷居が入っていたので、3.5㎜の床が納まるように敷居を取替えリ、フォームフロアーを増し張りすることで内装ドアの敷居も問題なくクリアしました。

リフォーム工事の場合、古い所に合わせながらの作業になりますので、このような判断は現場での長年の経験がものをいいます。

倉庫兼事務所長尺シート施工事例

東京都府中市運送屋倉庫兼事務所リフォーム工事

長尺シート貼替前

長尺シート貼替後

東京都府中市で行った運送屋さんの事務所兼倉庫のリフォーム工事の様子です。

今回のリフォームでは長尺シートを貼りました。

長尺シートには様々な種類や機能があり主に土足歩行用が一般的に使われます。

今回は運送屋さんの倉庫と事務所の内装工事をしました。

本来張り替える場合は古い長尺シートを剥がしてから張るのが一般的ですが、古い長尺シートの上から重ね張りも施工可能です。

長尺シートは専用の接着剤で貼っている為、剥がすのは難易な作業です。人の出入りが多い所は特に剥がれません。

今回は古い長尺シートを剥がさず、新しい長尺シートを重ね張りをしました。

重ね張りをするときは、古い長尺シートの剥がれやすい部分は必ず剥がし、パテなどの下地処理をします。

剥がれやすい部分をそのままにしておくと、その部分の接着が弱く浮いてきやすいからです。

賃貸物件カーペット施工事例

賃貸アパートリフォーム工事

 

川崎市宮前区で行った賃貸アパートのリフォーム工事の様子です。

建物の構造は鉄筋コンクリート造(RC造)、部屋の広さは約40㎡程度の2DKです。

今回は6畳の和室(畳)の部屋にカーペットを張った施工事例をご紹介致します。

カーペットの施工方法は3種類あります。

①直貼り工法

接着剤を塗布して、直接床に貼る施工方法

②モノボンド工法

モノボンド接着剤で固定する施工方法

③グリッパー工法

金物で固定する施工方法

今回はグリッパー工法での施工になります。

グリッパー工法は近年最も普及しているカーペットの施工方法で、カーペットの張る部屋の壁際に「グリッパー」という固定金具を床に固定してカーペットの裏を固定金具に引掛けて施工します。引掛ける時も専用の道具を用いてカーペット引張りたるみが無いようにします。

カーペットを敷く前にアンダーレイというフェルトを先に敷きこみます。

グリッパー工法は衝撃吸収性や断熱性・防音性にも優れていてマンションの「軽量床衝撃音遮断性能」の等級もとれています。

今回のリフォームは畳の部屋をカーペットにするので下地の工事から行いました。

カーペットは下地の床から約11㎜程度の厚みがあるので、下地の高さは現状の敷居より12㎜下げてカーペットの下地「針葉樹合板」を張りました。

賃貸物件クッションフロア施工事例

賃貸アパートリフォーム工事

クッションフロアー貼替前

クッションフロアー貼替後

川崎市宮前区で行った賃貸アパートのリフォーム工事の様子です。

建物の構造は鉄筋コンクリート造(RC造)、部屋の広さは約40㎡程度の2DKです。

賃貸物件の場合、床のリフォームはクッションフロアが適してます。

賃貸なので借りてる人が退去したり、新しく借りる人が入居をしたりしますが、退室後に綺麗にしておかないと貸し出しをしても借りる人が決まりにくかったりすると思います。

壁や天井はクロスを貼り替えたり、塗装をすることで補えると思いますが、床がフローリングの場合だと、修理が難しく傷などは「リペア」で補修は出来ますが、経年で床の軋みなどが起こった場合、床を剥がして下地から直さなければならない場合があります。

その様な場合クッションフロアだと床を部分的に開けて直すことが出来、退出後の貼替なども安易に行えます。

フロアタイル施工事例

川崎市麻生区K様邸リフォーム工事

石目調フロアタイル

木目調フロアタイル

川崎市麻生区のK様邸のリフォーム工事の様子です。

建物の構造は軽量鉄骨造の2階建て住宅です。

建物本体は積水ハウスで30年前に建てた建物です。

1階は石目調のフロアタイルで貼り、2階は木目調のフロアタイルを貼りました。

フローリングに比べるとフロアタイルはコスト的に抑えられてバリエーションも豊富です。

しかも、傷や汚れなどがついても安易に交換することが出来ます。

 

株式会社狩野建築では、様々リフォームに対応しています。「リフォーム」でお困りごと、ご相談などある場合には、弊社、株式会社狩野建築にお気軽にご相談ください。

次回のブログでは引き続き施工事例とそのご説明をさせて頂きたいと思います。

 

 

 

株式会社狩野建築の対応可能工事

(新築注文住宅)

・木造在来工法(在来工法) ・木造軸組み工法(ツーバイフォー) ・軽量鉄骨造

 *建物解体からの建て替え工事も対応可

 *弊社で測量から登記も御対応できます。

(解体工事)

・木造在来工法(在来工法) ・木造軸組み工法(ツーバイフォー) ・軽量鉄骨造 ・鉄筋コンクリート造

(リフォーム工事)

・水回りのリフォーム(・ユニットバス ・システムキッチン ・トイレ ・洗面化粧台 ・給湯器の交換など)

・屋根工事 (・カバー工法 ・葺き替え工事 ・太陽光工事など)

・外壁工事 (・窯業系サイディング ・金属系サイディング ・外壁モルタル ・外壁塗装など)

・外構・エクステリア工事 (・擁壁工事 ・カーポート ・門扉 ・フェンス ・ブロック ・手摺など)

・内装工事 (・室内建具 ・フローリング ・クロス ・クッションフロアー ・フロアタイル 等)

・外部建具工事(・玄関<カバー工法含む> ・雨戸交換 ・サッシの交換など)

 

対応可能地域

神奈川県 (・川崎市 ・横浜市 ・相模原市)

東京都 (・町田市 ・世田谷区 ・新宿区 ・渋谷区 等)

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

お問い合わせ

営業時間 8:00~19:00 (電話受付は9:00~20:00)

 

株式会社狩野建築
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