【川崎市 麻生区】リフォーム初心者必見!リフォーム徹底解説! その③ (クロス工事・漆喰壁・聚楽壁)

前回の続きの施工事例と工事のご説明をさせて頂きます。

施工事例

①クロス工事

リフォーム前

リフォーム後

クロス工事とは

マンションや住宅などの天井や壁などに壁紙を貼る工事のことで、建物の室内の最終地上げ工事になります。

クロスには様々なデザインや特徴・特殊な機能が付いているのもあり、お部屋の雰囲気やイメージを変えることも出来ます。

一般的に住宅などで使用しているのは、ビニールクロスが多いです。

ビニールクロスとは、ポリ塩化ビニルを主原料としている壁紙で、プリント加工やエンボス加工など様々な加工にも対応しております。

現在のマンションや住宅のクロスはシックハウス症候群対策の「F☆☆☆☆」と記載のあるビニールクロスを使用しています。

ビニールクロスはデザインも豊富な為、柄物やキャラクター物、木目調など様々あり、一面だけアクセントクロスにすることでお部屋の雰囲気を変えることも出来ます。

また、「防汚・防水・防湿・消臭・耐薬品・撥水・防カビ・蓄光・汚れ防止など」このように機能性のあるクロスもあるので、お部屋の状況や場所で適したクロスを貼ることも出来ます。

その他にも、紙クロス・布クロス・珪藻土クロス・木質系・クロス・漆喰クロスなどのクロスもあり、天然素材特有の環境や健康などにも配慮されているクロスもあります。

汚れや傷などが付きにくいクロスとして、合成樹脂を主原料とする「オレフィン系クロス」があります。

「オレフィン系クロス」は表面強度が高いので傷は付きにくいです。

クロスを綺麗に仕上げる為には下地が肝心

 

 

必ずしも貼れないわけではありませんが、クロスは壁の下地の状態で仕上がりが左右されます。

壁の下地の状態とは、古いクロスを剥がした時の壁の状態や現状の壁が何で出来ているかということです。

例えば、現状の壁が「・聚楽・漆喰・繊維壁・プリント合板など」の場合や現状の天井が「・ラミ天井・竿縁天井・ジプトーン・ソーラトンなど」

このような場合は必ずクロス下地になる壁・天井を張る事をお勧め致します。

また、古いクロス剥がした時の下地のボードにカビが生えてたり、ボードではなくベニアが貼っている場合なども部分補修や増し張りをして下地の壁を直さないとクロスの仕上がりが悪くなります。

増し張りとは、古い壁(クロス下地)に対して新しい壁(クロス下地)を張る事です。

リフォーム前の壁が「・聚楽・漆喰・繊維壁・プリント合板」などの壁の場合、弊社では厚み5.5㎜の広葉樹ベニアをシリコーン系接着剤を塗布して古い壁の上から増し張りをします。

新しく張る壁の厚みが薄いと、壁を固定するのに釘を止めてもボンドが乾く前に浮いてくる可能性もあるので、最低5.5㎜の厚みがあれば安心です。

「ラミ天井や竿縁天井」などの和室の天井板は、天井板が垂れ下がったりしないように天井裏から吊るだけの下地しか入っていないので、増し張りをするだけでは、もとの天井自体の強度が弱く、クロスを貼って仕上がった後もクラックが入る恐れもあるので、古い天井を剥がして新しく野縁(天井下地)を組み、石膏ボードを張る事をお勧め致します。

②漆喰壁

塗替え前

塗替え後

漆喰とは

日本でも歴史のある漆喰ですが、その主原料となるのが「消石灰」です。

その「消石灰」に「すさ」と「糊」とで練り合わせてパテ状の塗装材が漆喰です。

漆喰の特徴は乾燥により硬化するのではなく炭酸カルシウムへと変化する化学反応により硬化します。

また、これらを基本として、顔料や骨材などを組み合わせたものを漆喰といいます。

漆喰は自然素材で「呼吸をする」ともいわれており、日本の気候風土に適しており冬場は暖かく、夏場は涼しい部屋を保つことが出来ます。

また殺菌効果や化学物質を吸収して分解する作用もあるので、環境や健康などにも配慮されています。

漆喰のメリット

①調湿効果がある

湿度の状態で湿度の調整する機能があり、カビやダニなどの発生を抑える効果がある

②耐火性がある

漆喰は燃えにくい素材なので、耐火性にも優れている。

漆喰のデメリット

①クラック(ひび割れ)が起こりやすい

建物が地震などの影響で揺れたりした場合、ひび割れが生じやすい。

②コストがかかる

クロスなどに比べるとコストが高くなる。

②聚楽壁

塗替え前

塗替え後

聚楽壁(京壁)とは

聚楽壁は和風建築などに用いられる塗り壁の事を言います。

聚楽壁の原料は京都地方で産出した土、聚楽土を塗りこんだのが聚楽壁の始まりといわれています。

現在は聚楽土を使用しなくとも昔からの名残で聚楽壁と呼んでいます。

聚楽壁は関東地方では京壁とも呼ばれていますが、同じものを指します。

聚楽壁の特徴

聚楽壁は京都地方で産出した土、つまり自然素材を原料にしています。

自然素材は呼吸をするので、湿気を吸ったり吐いたりする機能があり、環境や健康などにも配慮されています。

また、聚楽壁は漆喰壁と同様で、とても日本の風土や気候に適しており、カビや結露の発生もしにくく、湿気が高いときには吸収して、湿気が低いときには吐き出す調湿機能があり、しかも消臭効果や耐火性にも優れています。

 

株式会社狩野建築では、様々リフォームに対応しています。「リフォーム」でお困りごと、ご相談などある場合には、弊社、株式会社狩野建築にお気軽にご相談ください。

次回のブログでは引き続き施工事例とそのご説明をさせて頂きたいと思います。

 

 

 

株式会社狩野建築の対応可能工事

(新築注文住宅)

・木造在来工法(在来工法) ・木造軸組み工法(ツーバイフォー) ・軽量鉄骨造

 *建物解体からの建て替え工事も対応可

 *弊社で測量から登記も御対応できます。

(解体工事)

・木造在来工法(在来工法) ・木造軸組み工法(ツーバイフォー) ・軽量鉄骨造 ・鉄筋コンクリート造

(リフォーム工事)

・水回りのリフォーム(・ユニットバス ・システムキッチン ・トイレ ・洗面化粧台 ・給湯器の交換など)

・屋根工事 (・カバー工法 ・葺き替え工事 ・太陽光工事など)

・外壁工事 (・窯業系サイディング ・金属系サイディング ・外壁モルタル ・外壁塗装など)

・外構・エクステリア工事 (・擁壁工事 ・カーポート ・門扉 ・フェンス ・ブロック ・手摺など)

・内装工事 (・室内建具 ・フローリング ・クロス ・クッションフロアー ・フロアタイル 等)

・外部建具工事(・玄関<カバー工法含む> ・雨戸交換 ・サッシの交換など)

 

対応可能地域

神奈川県 (・川崎市 ・横浜市 ・相模原市)

東京都 (・町田市 ・世田谷区 ・新宿区 ・渋谷区 等)

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

お問い合わせ

営業時間 8:00~19:00 (電話受付は9:00~20:00)

 

株式会社狩野建築
〒215-0012 神奈川県川崎市麻生区東百合丘1丁目34-28

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