前回の続きの施工事例と工事のご説明をさせて頂きます。
施工事例
浴室工事施工事例①
川崎市麻生区K様邸リフォーム工事
リフォーム前
リフォーム後
川崎市麻生区K様邸浴室リフォーム工事の様子です。
建物の種別は木造軸組み工法（木造在来工法）の2階建て住宅です。
工事内容は在来の浴室をユニットバスに入れ替える工事です。
今回導入したユニットバスは「TOTO」のサザナ1216サイズです。
浴室換気扇は洗面所の換気も同時に出来るように2室同時換気扇にして、100ボルトの暖房換気扇「三冠王」をオプションで設置しました。
「三冠王」は24時間換気が付いています。
*2003年7月以降施行された建築基準法では、「すべての建築物に24時間換気システムを設置することを原則として義務付けられています。」これは「シックハウス症候群」を予防する為に施行された法律です。
「TOTO」のサザナは壁パネルにマグネットが付くタイプなので、マグネットタイプのアクセサリーなどを取り付ける事が可能です。
在来工法の浴室は・天井・壁・洗い場の解体工事から入ります。
浴室解体後、給水・給湯・排水・追炊きの切り回しの水道設備工事をして、換気扇のダクト工事、照明や換気扇のスイッチなどの配線は基本的にはそのまま利用できます。
水道設備・電気設備の工事が終わったら、浴室の土間の打設工事をして2日間ほど養生期間を設けユニットバスの組み立て工事をします。
ユニットバスの組み立ては1日程度で終わります。
ユニットを組み立てるときに排水だけは先に繋いでおかないと後から繋ぐことは不可能なので、組み立てと同時に繋ぎます。
組立て完了後、給水・給湯・追炊きの繋ぎと換気扇のダクト接続・三冠王のリモコン取付け、電源結線、給湯器のリモコン取付けなどの接続や取付け工事を行います。
この作業はユニットバス組立後、1日開けてからの作業が理想的です。
なぜかというと、「TOTO」のサザナの洗い場の床は「ホッカラリ床」といい、クッション性のある洗い場の床なので、浴室のコーキングが固まる前に洗い場に人が入り作業するとコーキングが切れる可能性があります。その為、1日開けてからの作業が望ましいと思います。
K様邸のガスの種別はプロパンガスを使っていましたが、今回のリフォームで都市ガスに切り替える事をお考えでしたので、プロパンガスから都市ガスに切り替える間は今まで使用していたプロパンガス用の給湯器を使用してプロパンガスでお湯を沸かしていました。
プロパンガスから都市ガスに切り替えるタイミングで都市ガス用の給湯器に交換して浴室リモコンと台所用リモコンの設置をしました。
在来の浴室からユニットバスに交換するまでの工事期間
浴室解体工事＝2人で2日程度 *状況により3日程度かかる場合があります。
水道・電気設備工事＝半日から1日程度
浴室土間打設＝半日程度
コンクリート養生期間＝1日半から2日程度
ユニットバス組立＝1日程度
給水・給湯・追炊き・電気結線＝半日程度 *ユニットバス組立後1日開けてからの作業
洗面所ユニット廻り造作工事＝1日程度
洗面所クロス工事＝半日程度
コンクリートの養生期間がある為、約10日程度で工事は完了します。
ユニットバスは給水・給湯・追炊き・電気結線・リモコンなどの取り付け工事が完了すれば使用可能になります。
浴室工事施工事例②
川崎市麻生区M様邸マンションリフォーム工事
リフォーム前
リフォーム後
川崎市麻生区M様邸の浴室リフォーム工事の様子です。
建物は鉄筋コンクリート造(RC造)の分譲マンションの10階です。
工事内容は古いユニットバスから新しいユニットバスに入れ替える工事です。
今回導入したユニットバスは「タカラスタンダード」の「伸びの美浴室」の「ベーシックJタイプ」を設置致しました。
ユニットバスのサイズは1216サイズ（0.75坪サイズ）で浴槽は「アクリル人造大理石」です。
「タカラスタンダード」のユニットバスは高級感があり、洗い場の床が「磁器タイル」仕上げで熱が伝わりやすい為、お湯をかけると温まります。
また、凹凸加工が施されている為、滑りにくい素材になっていて、傷がつきにくい磁器質タイルを使用しているので汚れがひどい場合でも、硬いブラシで擦って掃除をすることも出来ます。
洗い場の床も「スチール層・保温材・ステンレス層・磁器タイル」の順に4層になっています。
スチール層とステンレス層が洗い場の床に入っているので、丈夫でたわみにくい洗い場になっています。
天井には24㎜厚、壁には16㎜厚の保温材が入っており、浴室内の温もりも維持できます。
浴槽も保温材として「発砲ウレタン」で包んでいるので、お湯が冷めにくくとても経済的です。
浴室の壁も「ポーロ―パネル」を使用していて磁器などが付き、タオル掛けなどを後で取り付けることも可能です。
今回工事をした、M様邸の分譲マンションは洗面所とトイレ・浴室を同時に換気が出来る3室換気になっていました。
3室換気とは洗面所と浴室とトイレを同時に換気するシステムの事です。
なぜ？そのようなやり方をするの？と思う人が多いと思います。
本来トイレ・洗面・浴室などの換気扇は機械換気をすることになっています。
機械換気とはスイッチを入れて換気扇のモーターを回し吸気をし換気するシステムになります。
マンションの場合まれに3室換気になっているケースがあります。
3室換気とは、換気扇の元になる機械が一台あり、その換気扇の元の機械に洗面所とトイレの吸気ダクトを接続して外に換気ダクトを出します。
換気扇のスイッチを入れれば吸気をしますので、ダクトを通り外に排気をします。
今回の場合、洗面所に換気扇の機械がありましたので、浴室には吸気のカバーを取りつけることにより浴室内を吸気をし換気することが出来ます。
ユニットバスからユニットバスに交換するまでの工事期間
古いユニットバスの解体＝1日程度
水道・電気設備工事＝半日から1日程度
ユニットバス組立＝1日程度
給水・給湯・追炊き・電気結線＝半日程度 *ユニットバス組立後1日開けてからの作業
洗面所ユニット廻り造作工事＝1日程度
洗面所クロス工事＝半日程度
ユニットバスは給水・給湯・追炊き・電気結線・リモコンなどの取り付け工事が完了すれば使用可能になります。
浴室工事施工事例③
川崎市麻生区M様邸リフォーム工事
リフォーム前
リフォーム後
川崎市麻生区M様邸の浴室リフォーム工事の様子です。
建物は鉄筋コンクリート造(RC造)の3階建ての戸建て住宅です。
工事内容は造り付けの浴室からユニットバスに入れ替える工事をしました。
古い浴室は奥行1200㎜程度で長さ2400㎜程度の細長い浴室でした。
規格品ではこのようなタイプのユニットバスはありません。
しかし、「タカラスタンダード」の「ぴったりサイズシステムバス」ならオーダーでユニットバスををつくることが出来ます。
「ぴったりサイズシステムバス」の特徴
①狭小の浴室にも対応できる
現状の浴室が狭小でもユニットバスを入れる事が可能。
②浴槽に腰掛スペースを付けることも可能
浴室自体が広い場合、浴槽を小さくして腰掛スペースをつくることが可能。
③ドアの位置やサイズが調整できる。
ドアの開口や大きさがユニットバスのドアサイズと合わない場合でも、「ぴったりサイズシステムバス」なら現状の建物に合わすことが可能。
④柱や梁などがあっても設置可能
柱や梁の出っ張りがあっても加工が出来る。
⑤天井を斜めにカット出来る
ユニットバスの天井の上が屋根で傾斜になっていても、斜めに天井を加工することが出来るので、天井の高さが最大限とれる。
在来の浴室からユニットバスに交換するまでの工事期間
浴室解体工事＝2人で2日程度 *状況により3日程度かかる場合があります。
水道・電気設備工事＝半日から1日程度
浴室土間打設＝半日程度
コンクリート養生期間＝1日半から2日程度
ユニットバス組立＝1日程度
給水・給湯・追炊き・電気結線＝半日程度 *ユニットバス組立後1日開けてからの作業
洗面所ユニット廻り造作工事＝1日程度
洗面所クロス工事＝半日程度
コンクリートの養生期間がある為、約10日程度で工事は完了します。
ユニットバスは給水・給湯・追炊き・電気結線・リモコンなどの取り付け工事が完了すれば使用可能になります。
株式会社狩野建築では、様々リフォームに対応しています。「リフォーム」でお困りごと、ご相談などある場合には、弊社、株式会社狩野建築にお気軽にご相談ください。
次回のブログでは引き続き施工事例とそのご説明をさせて頂きたいと思います。
株式会社狩野建築の対応可能工事
（新築注文住宅）
・木造在来工法（在来工法） ・木造軸組み工法（ツーバイフォー） ・軽量鉄骨造
*建物解体からの建て替え工事も対応可
*弊社で測量から登記も御対応できます。
（解体工事）
・木造在来工法（在来工法） ・木造軸組み工法（ツーバイフォー） ・軽量鉄骨造 ・鉄筋コンクリート造
（リフォーム工事）
・水回りのリフォーム（・ユニットバス ・システムキッチン ・トイレ ・洗面化粧台 ・給湯器の交換など）
・屋根工事 （・カバー工法 ・葺き替え工事 ・太陽光工事など）
・外壁工事 （・窯業系サイディング ・金属系サイディング ・外壁モルタル ・外壁塗装など）
・外構・エクステリア工事 （・擁壁工事 ・カーポート ・門扉 ・フェンス ・ブロック ・手摺など）
・内装工事 （・室内建具 ・フローリング ・クロス ・クッションフロアー ・フロアタイル 等）
・外部建具工事（・玄関＜カバー工法含む＞ ・雨戸交換 ・サッシの交換など）
対応可能地域
神奈川県 （・川崎市 ・横浜市 ・相模原市）
東京都 （・町田市 ・世田谷区 ・新宿区 ・渋谷区 等）
