太陽光発電は災害時も停電のない生活をおくれる事を知っていますか?

株式会社狩野建築です。

太陽光発電は災害時に停電がしても建物に電気を供給できることを知っていますか?

今回のお客様は、川崎市宮前区にお住いのT様からのご依頼です。

工事のご依頼内容は大きく分け「屋根の葺き替え工事」「外壁塗装」「太陽光工事」「鉄骨ベランダ工事」などでした。

今回は太陽光工事のご説明をさせて頂きます。

屋根葺き替え後

太陽電池モジュール

 

今回取り付けた太陽光発電システムは「長州産業株式会社」の製品です。

屋根の葺き替え後、ソーラーパネル(太陽電池モジュール)を屋根の上に乗せる作業から入ります。

ソーラーパネル(太陽電池モジュール)を屋根の上に固定するには、アンカー方式支持金具方式との2種類の固定方法がありますが、

今回は支持金具方式でソーラーパネルを固定しました。

太陽光システムと言いましてもどのようなシステムで電気をつくるかわからない方も多いと思いますので、

まずは、システム構成からご説明したいと思います。

①太陽電池モジュール

屋根の上に乗せるソーラーパネルの事です。

呼び名が違うからソーラーパネルとは別の製品だと思う方もいると思いますが、

いずれも太陽光を受けて電気エネルギーを生み出す装置です。

太陽電池モジュールは太陽光のエネルギーを電気のエネルギーに変換する役割を果たします。

しかし、家庭で使用できる電気は交流電力になりますが、この時点では直流電力に変換するので、

家庭内での使用はまだ出来ません。

②接続箱

接続箱とは「太陽光パネル」と「パワーコンディショナ」の間に設置される機械

太陽電池モジュール(太陽光パネル)ごとに発電した電気を集めパワーコンデショナに送り込む

為の機会です。

この時点でも「直流電力」なので家庭内での使用は不可です。

③パワーコンデショナ

パワーコンデショナとは太陽光発電で集めた電気を「交流電気」変換する機会です。

家庭内で使用する電気は交流電力なので、とても重要な役割をします。

パワーコンデショナ自体は特に操作する必要はなく自動で運転してくれます。

パワーコンデショナで「直流電力」から「交流電力」に変換し、分電盤に送りますが、

変換効率は100%ではなく、変換時に多少のエネルギーロスが発生します。

④分電盤

家庭内で使用できる電気は「交流電力」です。その為、パワーコンデショナーで交流電力に変換

された電力を分電盤に送り、ここで初めて太陽光発電で集めた電力を家庭内で使用することが出来ます。

分電盤の役割は家庭内や外灯などに電気の配線に電流が流れ、照明や室内のコンセント・建物の外にある

防水コンセントなどに電気を分配します。

⑤スマートメーター

スマートメーターで「売電量」と「買電量」を計ります。

まず、スマートメーターとは電力会社が電力量計の数値でどれだけ使用しているかを確認して

電気料金の請求額を決定することにより各家庭に請求書を発行します。

昔は電力会社の職員が各家庭に訪問をして、売電メーターの検針をしていましたが、現在は通信機能

が付いた「スマートメーター」が普及している為、職員の訪問もなくなりました。

太陽光発電の場合、「売電メーター」と「買電メーター」と2つの電力量計を設置しなくてはなりませんが、

スマートメーターの場合、双方かねそろえた機能を持ちますので1台での対応が可能です。

 

長州産業の蓄電システム

長州産業の蓄電システムは「ハイブリットタイプ」「単機能タイプ」とがあります。

ハイブリットタイプ・・・太陽光発電と蓄電の両方をパワーコンディショナでコントロールできる。

単機能タイプ・・・蓄電池としての機能に特化しており、太陽光発電を設置してあるお宅にコストを抑えながら

          導入するタイプです。

長州産業の蓄電池には停電時に建物全体に供給可能な「全負荷対応タイプ」特定の部屋例えばリビング一部屋

供給できる「特定負荷タイプ」に分かれております。

全負荷対応タイプの場合、停電時にいつもと変わらない生活を送ることが出来ます。

特定負荷タイプの場合あらかじめ選定しておいた家電製品やコンセントに電気を供給するので、必要最低限の

家電製品を長時間にわたり使用することが可能です。

 

これまでは、太陽光システムのご説明を致しましたが、太陽光システムにも「メリット」と「デメリット」があります。

 

太陽光システムのメリット

①電気代使用料を大幅に削減できる

太陽光発電で自家発電をしない場合、電力会社から家庭で使用する電気をすべて買うことになりますが、太陽光発電

で自家発電をするため、電気料金も大幅に削減することが出来ます。

②電気を売ることが出来る

余剰電力といい、使い切れなくて余った電力を電力会社に売ることも出来収入を得ることも可能です。

③災害時も安心!

発電した電力も蓄電池にためれば、地震や台風などの自然災害がおこり停電になったとしても安心して

生活をおくることができる。

④環境にも良い!

太陽光発電はCO2の削減にもなります。

 

太陽光システムのデメリット

①天候や地域また時期により発電量が変わる

太陽光発電は太陽の光(自然エネルギー)を電力に変換するので、曇りや雨天などの場合

晴れの日に比べると発電効果が減少します。

また地域や時期により日照時間の誤差で発電量も変わります。

太陽電池モジュールを設置するのも、日陰をつくる障害物がないか、日当たりのよい

南側に設置可能かを良く確かめる必要があります。

北側は南側に比べ約40%近く発電量が減少する為、北側の設置は避けなくてはなりません。

②屋根の仕上げにより太陽電池モジュールの設置方法が変わる!

太陽電池モジュールは先にご説明した通り、アンカー方式支持金具方式との2種類の固定方法があります。

今回ご依頼頂いたお客様も既存の屋根はセメント瓦でしたが、ガルバ二ウム鋼板の屋根に葺き替えをしたので、

支持金具方式での施工が可能でしたが、瓦屋根の場合は設置の際、屋根瓦を外したりすることがあり、またスレート屋根の場合は屋根に

穴を開ける工程が発生する場合があります。

既存の野地板の強度もありますので、状況により屋根の葺き替え工事をしなくてはならない場合があります。

 

工事のご依頼を頂いたきっかけ!

工事のご依頼をして頂いたT様は川崎市宮前区にお住まいの方です。

工事のご依頼を頂いたきっかけは、弊社で測量をお願いした土地家屋調査士のご紹介です。

T様邸の工事を着工する前に、同じ川崎市宮前区で弊社の直物件で新築注文住宅の工事を着工

していて、その現場の測量をして頂いた土地家屋調査士事務所のご紹介です。

工事にかかるまで、一年近くかかり色々なプランをご提示して工事契約を交わさせて頂きました。

最初は太陽光システムのお話はなかったのですが、奥様の御実家が太陽光システムを使っており

太陽光システムをに御興味を持たれ、太陽光システム工事を追加いたしました。

 

 

株式会社狩野建築の特徴

弊社、株式会社狩野建築は代表自ら現役の大工職人で人任せの工事は一切致しません。

下請け制度がない為、品質・職人の人柄もいいので、ご安心ください!

弊社は、川崎市のSDDsにも登録している会社です。

太陽光システムも義務付けれれている地域もありますし、設置費用も以前に比べ大分お安くなりました。

太陽光システムにご興味のある方お気軽にご連絡ください。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

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