【川崎市 麻生区】リフォーム初心者必見!リフォーム徹底解説! その① (外壁塗装工事・屋根葺き替え工事)

リフォームをしたいが初めての方はどうすればいいか?

そういう方が多いと思います。

まず、リフォームをするには専門の知識があるリフォーム会社を探さなければなりません。

一番簡単なリフォーム会社の探し方はホームページから検索する方法もあります。

しかし、ホームページだけでは信用できないのが現実です。

実際、建築に関してのシロートがリフォーム会社を設立するケースも少なくありません。

なぜ、シロートがリフォーム会社を設立して運営が出来るかというと、リフォーム工事のすべてを下請け任せにするケースが多いです。

下請け業者もリフォーム会社から工事金額が決められている為、予算内に完了することだけを考えるので工事自体も雑になるケースもあります。

では、ホームページのどこを見ればいいのか?

それは、そこの会社のブログを見るのがいいと思います。

施工実績の場合、建物が仕上がった状態の写真を乗せる事が多く、それまでの途中経過がわからない。

ブログの場合、建物が仕上がった状態は勿論、途中経過を記載するところもあり、記載してある文章を読めばいかに現場の経験があり、リフォームを把握していることががわかる。

弊社、株式会社狩野建築の代表は30年大工経験があり、現場での作業もしていますので、初めてリフォームをする方にもわかりやすく、弊社でおこなったリフォーム工事のご説明をさせて頂きたいと思います。

 

リフォーム工事とは

どのようなリフォーム工事があるか?

①大規模リフォーム工事

木造住宅の場合  :建物の室内や外壁、屋根などを解体して柱や土台、梁などの骨組みを残して建物すべてをリフォームすること。

マンションの場合 :室内すべて解体してコンクリートの躯体の状態にしてリフォームすること。

大規模リフォームのメリット

①建物本体の補強が出来る

木造住宅の場合、骨組みだけになるので、基礎の補強や柱、土台、梁などの構造材の補強も出来、筋交いや構造の合板を外壁に張れば建物本体の強度も高める事が出来る。

②断熱材を入れる事が可能

昔の建物は断熱材が入っていない建物も多いいですが、床の断熱材や壁、天井の断熱材を入れる事が可能

③間取りの変更をすることが出来る

柱を新たに建てる場合は構造的に問題はないですが、部屋を広くするために柱を抜く場合は構造的に問題があります。

大規模リフォームの場合、柱を抜くにあたり構造材を新たに入れ建物を補強することが可能になります。

④建物の水平・垂直を直すことが出来る。

築年数が経っている建物の場合、床や柱が水平・垂直ではない場合が多いいです。

大規模リフォームの場合、骨組みの状態になるので建物本体が軽くなるので、水平・垂直を直すことが出来る。

⑤設備配管を入れ替える事が安易に出来る

築年数が古い建物の場合、水道管などは鉄管の場合が多く、経年で鉄管が錆びたりするこ、そこから水が漏れるケースもあります。

大規模リフォームの場合、床の下地などもなくなるので水道メーターから新たに給水管を新設することが出来る。

大規模リフォームのデメリット

①費用がかかる

建物全体の工事の為、費用がかかる

②工期がかかる

解体工事から内装仕上げ工事までの工期が長い

③住みながらリフォームが出来ない

骨組みの状態にする為、住みながらの工事は出来ない

②内装リフォーム

内装リフォームとは室内のリフォームのことで大きく分けると以下のようなリフォームの事です。

①床のリフォーム

1)フローリングの張替

2)クッションフロアー貼替

3)畳の交換

4)畳の表替え

5)長尺シート貼替

6)フロアタイル貼替

7)カーペットの貼替など

②水回りのリフォーム

1)在来工法の浴室からユニットバスに取り換え

2)ユニットバスから新しいユニットバスに取り換え

3)洗面化粧台の交換

4)和式トイレから洋式トイレに交換

5)洋式トイレから新しい洋式トイレに交換

6)流し台からシステムキッチンに交換

7)システムキッチンから新しいシステムキッチンに交換など

③壁・天井のリフォーム

1)クロス貼替

2)無垢板張り

3)腰壁張り

4)漆喰塗替え

5)京壁塗替えなど

④窓のリフォーム

1)内窓

2)ガラスの交換など

これらをすべて行うと内装フルリフォームにになります。

内装リフォームのメリット

①住みながらの工事が出来る

内装リフォームの場合、一時的に引っ越す事なく工事をすることが可能です。

内装工事に付随して、玄関の交換や窓の入替や新しい場所に窓を設置する場合も、その日のうちに戸締りが出来るようにしておけば住みながらの工事は出来ます。

仮に内装フルリフォームをする場合でも一階のリフォームを終えた後、2期工事で2階のリフォームをすることにより、引っ越すことなくリフォーム工事が出来ます。

②工期が短くなる

室内工事だけなので工期短縮が出来る。

③価格が安くなる

室内の工事のみの場合、足場などの仮設工事がなくなり、塗装や屋根工事などの外壁に関する工事がなくなる分価格帯が安くなる。

内装リフォームのデメリット

①大きな間取り変更は出来ない

柱を入れて間仕切りを造るなどの工事は出来ますが、安易に柱を抜き部屋を広くすることが出来ない。

建物の構造上柱を抜くことは強度的に問題があります。

②配管関係の新設が安易に出来ない

水道管やガス管などが古く新設をしようとしても床や天井を剥がさなくては新設が出来ない。

 

施工事例

 

①外壁塗装

塗装前

塗装後

川崎市宮前区のS様からご依頼頂きました。

建物の構造は木造2階建て、外壁はモルタル、屋根はコロニアル、軒天井は漆喰の築40年程度の建物です。

ここでは、外壁・屋根などの塗装をする意味や塗装工事の流れのご説明をさせて頂きたいと思います。

塗装工事をする理由

塗装は建物の美観を保つのは勿論ですが、建物を紫外線や雨、風などの自然環境からから守る役割もしています。

塗装をすることにより、建物もメンテナンスが出来、建物自体の寿命を長持ちさせることが出来ます。

また、色を変えることで建物の雰囲気を変えるのも出来ます。

塗装工事の流れ

①足場工事

外壁、屋根などの塗装工事には足場が必須になります。高圧洗浄や塗装の飛び散り防止の為、必ずメッシュシートを貼ります。

②高圧水洗浄

外壁や屋根などに付着されている汚れや藻、カビなどを高圧洗浄機の水の圧力で洗い流す作業

③養生

塗装をしない箇所に塗装が付着しないようにする為、マスカというビニールの養生材を窓などに養生をしたり、玄関のポーチやエアコンの室外機などにも養生をします。

お客様のお車や御近隣のお車などにも塗装が付着しそうなところに止めてあった場合はお声を掛けてから養生をさせて頂きます。

④素地調整

塗装する鉄部や木部を「ケレン」をしたり、軒天井のしっくいのめくれた部分など表面の不純物を取り除く作業で、この作業を怠ると塗装が剥離したり、仕上がり具合などにも影響してきます。

⑤コーキング充填

サイディングの場合は既存のコーキングを撤去してからコーキングを充填します。

モルタルの場合はクラック(ひび割れ)があるカ所をUカットしてコーキングを充填します。

プライマーはコーキングの密着性を高めるものなので、必ずコーキングを充填する前にはプライマーを塗布します。

⑥下塗り

下塗りとは、外壁や屋根などに塗装の密着性を高める役割をしているので、塗装工事にはとても重要な役割をはたしています。

⑦中塗り

中塗りとは、下塗り後に仕上げの上塗りとの間に上塗りと同じ塗料で塗装をします。このことを中塗りと言います。

中塗りは塗装を綺麗に仕上げる事は勿論ですが、塗装の機能性の向上にもつながります。

⑧上塗り

塗装工事の最終工程になります。

上塗りは塗装の最終仕上げになるので大切な工程になります。、塗りムラなどがなく綺麗に仕上げるように意識をしての作業になります。

⑨点検

足場を解体する前に塗り残しや仕上がり具合などの点検をします。

⑩足場解体

足場を解体します。

⑪清掃

建物廻りの清掃

塗装工事のポイント

塗装工事は木部や鉄部のケレンや不純物を取り除くことも重要ですが、下塗り・中塗り・上塗りの3回塗りをすることにより、美しい仕上げになり塗料の機能性を発揮します。

②屋根葺き替え

屋根葺き替え前

屋根葺き替え後

川崎市宮前区のT様からご依頼頂きました。

建物の構造は木造2階建て

屋根材はセメント瓦

建物の築年数 40年程度

ここでは、屋根の葺き替え工事の流れについてのご説明をさせて頂きたいと思います。

屋根工事の施工方法

屋根の葺き替え工事には「カバー工法」と「既存の屋根を剥がして新規に屋根材を葺き替える」施工方法があります。

カバー工法

①カバー工法とは

カバー工法とはガルバ二ウム鋼板の屋根材を現状の屋根材の上から被せる屋根の施工方法です。

②どのような屋根材に対応できるか?

カバー工法は主にコロニアル屋根に適しています。瓦屋根の場合カバー工法は適していません。

③カバー工法の施工方法

カバー工法は現状の屋根の棟包みなどの板金を撤去して、古い屋根材を剥がさずその上から防水シート(ルーフィング)を貼り、ガルバ二ウム鋼板の屋根材を重ね葺きします。

カバー工法のメリット

①工期短縮

既存の屋根を剥がさずガルバ二ウム鋼板の屋根材を被せるので、撤去作業・下地作業などの作業がなくなる為、工期の短縮につながる。

②工事費用を抑える事が出来る

カバー工法の場合、屋根の撤去・処分・下地工事・屋根の下地材などの費用がかからないので、工事費用を抑える事が出来る。

また、カラーベストの場合、石綿含有建材(アスベスト)が混入している場合もあり、処分費も割高になります。

③誇りが出にくい

屋根材を撤去することで誇りが舞い御近隣に御迷惑をかける事が多いですが、カバー工法の場合、多少の誇りなどは出ますが最小限で抑える事が出来る。

カバー工法のデメリット

①屋根の総重量が重くなる

カバー工法は元の屋根にガルバ二ウム鋼板の屋根材を被せるので、元の屋根の重さにガルバ二ウムの重さも加わり総重量が重くなる。

②屋根の下地に強度がない場合は施工負荷

現状の野地板(屋根の下地)に強度がない場合はカバー工法ではなく、現状の屋根材を剥がして野地板(屋根の下地)を張ってからガルバ二ウムを葺くことをお勧め致します。

 *築年数が古い建物の場合、杉板で野地板(屋根の下地)を張っていることがありますのでその場合は下地処理をした方がいいです。

③補修が困難

カバー工法は水下から1枚1枚引掛けながら張っていきビスで固定していきますので、瓦やコロニアルのように部分差替えは困難になります。

屋根葺き替え

①屋根葺き替えとは

屋根の葺き替えとは、古い屋根材を剥がして新規に屋根を葺くことです。

②葺き替えで対応できる屋根材

・瓦屋根全般 ・コロニアル ・ガルバ二ウム

③どのような屋根に施工が可能か?

屋根の葺き替えの場合、すべての屋根に対応できます。

屋根葺き替え工事の流れ

①足場工事

屋根工事には足場が必須になります。

安全対策と御近隣などに誇りなどでご迷惑をを掛けない為、メッシュシートも必須です。

カバー工法の場合も安全対策の為、足場を掛けます。

②撤去作業

既存の屋根材を剥がします。

③掃除

屋根を剥がし終えたら掃除をします。

④野地板張り(屋根の下地)

古い野地板(屋根の下地)の上から新しい野地板を重ね張りします。

⑤防水シート貼り

防水シート(ルーフィング)を水下から順次貼っていきます。

⑥屋根を張る

水下から順次屋根を張る

⑦コーキング充填

棟包みや隅包みのコーキングを充填する。

⑦点検

足場を解体する前に施工に不備や屋根材に傷などがないか確認をする

⑧足場解体

足場を解体します。

⑨清掃

建物廻りの清掃

屋根葺き替えのメリット

①耐震性が高まる

古い屋根が瓦やコロニアルをガルバ二ウム鋼板に葺き替えると屋根が軽くなり耐震性が高まり、新規に野地合板(屋根の下地)を張れば屋根自体の強度も高まる。

②耐久性が高まる

屋根の塗替えやカバー工法は古い屋根材に塗装をしたり屋根材を被せるので古い屋根材はそのままです。

しかし、葺き替えることにより下地の合板も新しくなり防水シートも野地合板に直で敷ける為、新築と同じ状態に出来る。

③建物の見た目が美しくなる

屋根も古くなれば苔が生えたり、割れたりして、見た目もあまり良くはないと思います。

新しく屋根を葺き替えることで、デザインや色などで建物の雰囲気が変わり見た目も美しくなります。

屋根葺き替えのデメリット

①コストがかかる

屋根の葺き替え工事の場合、古い屋根材を剥がすことから始まり、野地板(屋根の下地)を張り、新しい屋根材を張るのですからカバー工法に比べると作業工程が多いいので、材料費や処分費、施工費などが高くなる。

②工期がかかる

作業工程が多い分工期がかかる。

③天候に左右される

古い屋根材を剥がすのですから、天候などに最善の注意を払い作業をしなければなりません。

その為、その日のうちに防水シート(ルーフィング)をやらなければなりません。

屋根が大きい場合は、その日に防水シートが敷ける分だけ屋根材を剥がすこともあります。

 

株式会社狩野建築では、様々リフォームに対応しています。「リフォーム」でお困りごと、ご相談などある場合には、弊社、株式会社狩野建築にお気軽にご相談ください。

次回のブログでは引き続き施工事例とそのご説明をさせて頂きたいと思います。

 

 

 

株式会社狩野建築の対応可能工事

(新築注文住宅)

・木造在来工法(在来工法) ・木造軸組み工法(ツーバイフォー) ・軽量鉄骨造

 *建物解体からの建て替え工事も対応可

 *弊社で測量から登記も御対応できます。

(解体工事)

・木造在来工法(在来工法) ・木造軸組み工法(ツーバイフォー) ・軽量鉄骨造 ・鉄筋コンクリート造

(リフォーム工事)

・水回りのリフォーム(・ユニットバス ・システムキッチン ・トイレ ・洗面化粧台 ・給湯器の交換など)

・屋根工事 (・カバー工法 ・葺き替え工事 ・太陽光工事など)

・外壁工事 (・窯業系サイディング ・金属系サイディング ・外壁モルタル ・外壁塗装など)

・外構・エクステリア工事 (・擁壁工事 ・カーポート ・門扉 ・フェンス ・ブロック ・手摺など)

・内装工事 (・室内建具 ・フローリング ・クロス ・クッションフロアー ・フロアタイル 等)

・外部建具工事(・玄関<カバー工法含む> ・雨戸交換 ・サッシの交換など)

 

対応可能地域

神奈川県 (・川崎市 ・横浜市 ・相模原市)

東京都 (・町田市 ・世田谷区 ・新宿区 ・渋谷区 等)

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営業時間 8:00~19:00 (電話受付は9:00~20:00)

 

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